2012年 06月 24日
ミッドナイト・イン・パリ |
レイトショーを待つあいだ、「TRAVEL CAFE」でモヒートを飲む。モヒートは夏の友だち。いくつものヴァカンスとともに、暑い夏の記憶に君臨している。家を出るとき、ボーダーのTシャツを選んだ。まるでパリの街を歩くように帽子を目深に被って、私たちは真夜中のトラベラーになる。店内には旅行雑誌が並んでいる。ああ、此処が空港だったらいいのに。
ウディ・アレンの最新作は、KIOSKに並ぶポストカードの世界。彼がフランス人だったら、絶対に作れない、作らないだろうと思うファンタジー。そう、幸福な旅行者の目線で描かれている。もしあなたがパリを旅したことがあるなら、きっと思い出すだろう。雨のパリの美しさや、甘美な孤独や、ひとときのアバンチュールを。
ロダン美術館の庭園を、セーヌの川岸を歩き、モンマルトルの階段を主人公と一緒にのぼる。オランジュリーで水連を眺め、あのカフェの籐の椅子に座り、あの角を曲がってポリドールのドアを開く。私は想い出をなぞりながら、頭の中の地図を確かめていた。そして、するりと1920年代にまぎれこむ。やあ、パブロ!ずいぶん久しぶりだね。元気そうで嬉しいよ。私はちっとも変わらない。未だにこの街に恋しているのさ。ずっと片思いなんだけどね。
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ウディ・アレンの最新作は、KIOSKに並ぶポストカードの世界。彼がフランス人だったら、絶対に作れない、作らないだろうと思うファンタジー。そう、幸福な旅行者の目線で描かれている。もしあなたがパリを旅したことがあるなら、きっと思い出すだろう。雨のパリの美しさや、甘美な孤独や、ひとときのアバンチュールを。
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by setagaya-syokudo
| 2012-06-24 20:47
| 映画