2012年 12月 16日
至福のカウンター |
じっくりと時間をかけて、圧巻の前菜を盛り付ける本田シェフ。箸使いのひとつひとつを、ついじっとみつめてしまう・・・まるで舞台のようなオープンキッチンで。
珠玉のストーリーのほんの一部をご紹介。
思わず唸った〆鯖のマリネ。そして、野菜の美味しさにも定評があります。
「牡蠣フライ召し上がりますか?」と出されたこちらは、普通なのに普通じゃない。ソースには、胡麻、紫蘇、トマトetc・・・まるで彼の投影みたい。複雑なのに雑味がないのです。
鴨には、グリルした舞茸と南瓜。再び唸る・・・(笑)
辿り着いたご飯と赤出汁では、「日本人で良かった」と誰もが思うはず。
お隣のお客様が、帰りがけにひと言「あー旨かった!感動した」としみじみ仰ってました。和のスピリットと素材を追求した創作フレンチは、新しくて懐かしい。そして、ちっとも疲れないのがすごいなと思う。主張してるのに押しつけがましくない”塩梅の良さ”でしょうか。
結局、行きつくトコロは人柄なんだな。貴方を見てるといつも思います。また学ばさせていただきました、ありがとう。
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by setagaya-syokudo
| 2012-12-16 11:04
| 日記